ソウルの北部、北岳山(プガッサン)のふもとに位置する付岩洞(プアムドン)は、昔ながらの風景が残る住宅街と豊かな自然が調和したエリア。街全体が穏やかな空気に包まれています。
付岩洞のランドマークとなる彰義門(チャンウィムン)は、韓国映画「後悔なんかしない」をはじめ、数々のドラマのロケ地にもなったスポット。この門はソウルの4大門の内側にある4つの小門のうちの一つで、1396年に建てられました。上がることも出来、今の季節は若葉が茂る木々に囲まれた付岩洞の景色を楽しめます。
彰義門からヌングムナムキル(朝鮮りんごの木の道)を歩いて行くと、涼しげな水音とともに、白砂室渓谷(ペッサシルケゴッ)が現れます。ソウルの中の隠れた名所として知られるこの渓谷。初夏の日差しを浴び涼しげに輝く姿は、神秘的な感じさえもします。
「生態・景観保全地域」にも指定されている白砂室渓谷。都会ではなかなか見る事が出来ないサンショウオも泳いでいました。
歴史を感じるたたずまいと、豊かな自然が溢れる付岩洞。都会の喧騒を忘れさせてくれる癒しの散策スポットに、ぜひ訪れてみてください。
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