4月に零度を記録するなど寒かった気候の影響で、例年よりも大幅に開花が遅れたソウルの桜。ほかよりも一足遅くに満開を迎えた南山(ナムサン)の桜便りを聞きつけ、先週末には最後の花見をしに多くの人が足を運びました。
ウォーキング中のアジュンマ(おばさん)たちも、思わず足を止めて咲き誇る桜についうっとり見とれてしまいます。
南山には韓国の代表的な春の花であるケナリ(レンギョウ)も多く、淡いピンク色と黄色の春らしい色合いも楽しめます。
南山の頂上からは、山の木々にまるでピンク色の絵の具で色付けしたような桜景色を眺めることができます。
週明けの今日は昼過ぎから雨が降り、南山の桜もいよいよ今週が見納めとなることでしょう。ソウルの街中には、ケナリやチンダルレ(カラムラサキツツジ)、木蓮などの花はまだ咲いているので、散ってしまう前に美しい春の花を満喫してくださいね。 関連記事: 南山公園
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