ソウルの街のいたるところにあるコーヒーショップ。1999年にスターバックスが韓国1号店をオープンして以来、チェーン店のコーヒー専門店が増え続けました。最近はスターバックスやコーヒービーンの外資系ブランドに対抗する国産ブランドのチェーン店(国内店舗数5位の「TOM N TOMS COFFEE(トムエン・トムズコーヒー)」など)の勢いが注目されています。
国内店舗数1位のスターバックスに続き、総合2位は韓国ブランドの「Angelinus Coffee(エンジェリナスコーヒー)」。「チョンサタバン(天使のカフェ)」とも言われ、天使のキャラクターがシンボルです。お店のインテリアやメニュー展開なども女性好みのスウィートさがウリで、今年の2月から販売している「穀物ラテ」も好評。3月中旬からは新たにワッフルがお目見えするとのことで、ますます女性客を増やしそう。
今最もホットなコーヒーチェーン店と言ったら、ハン・イェスルがモデルをつとめる「caffe bene(カフェ・ベネ)」。2008年のオープン以来、スターバックスが5年かかった100店舗という数字をわずか1年7ヶ月で達成し、店舗数をどんどん増やしています。本格派コーヒーと焼き立てワッフルが若者のハートをつかんでいるとか!
それぞれのチェーン店が様々な手法でブランドイメージをアピールする中、「SENEN MONKEYS COFFEE(セブンモンキーズコーヒー)」は、各店舗ごとにその地域のターゲットに合わせたお店作りをしているのが特徴。オフィス街の江南(カンナム)店には広いパウダールームが設置されており、芸術大学のある弘大(ホンデ)店では絵画鑑賞ができるとか。チェーン店らしからぬこだわりですね。
海外に進出する韓国ブランドのコーヒー店も。国内店舗数3位の「HOLLYS COFFEE(ハリスコーヒー)」は今年、コーヒー豆の本場ペルーに店舗を出したことで話題になりました。すでにマレーシアとアメリカにも進出しており、2012年までに海外で300店舗を展開する予定だとか。日本でもメイド・イン・コリアのコーヒー専門店に出会える日が来るかもしれませんね!
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