伝統の街仁寺洞(インサンドン)では、昨年6月からの整備工事がようやく終わり、1月30日(土)に南仁寺(ナミンサ)マダンで竣工式が行われました。野外舞台に設置された、陶磁器のタイルで描いた宮殿などでよく見られる「日月五峰図(イロルオボンド)」が印象的です。
鍾路(チョンノ)側の仁寺洞入口にある南仁寺(ナミンサ)マダンの野外舞台では、竣工式とともに祝賀公演も行われました。伝統舞踊や打楽器演奏、電子弦楽パフォーマンスなどが繰り広げられ、土曜日の午後ということもあり会場は家族連れや観光客で大盛り上がり。
地下鉄3号線安国(アングッ)駅側の入口にある北仁寺(プギンサ)マダンも一新。観光案内所がリニューアルし、その隣には仁寺洞の観光案内情報をはじめ、写真や動画を撮影しメールで送信できる「ユビキタス(ユビクォトス)」が登場!
日本語での操作も可能で、工芸、伝統茶屋、古美術、画廊などのカテゴリー別に検索ができます。また、画面には地図と写真が一緒に現れ見やすくなりました。
ブロックのデコボコ道でパンプスのヒールがひっかかり歩きにくいと不評だった仁寺洞の道路も、ツルツルの平らな道路に生まれ変わりました。
トイレの数が少なく不便だという声も聞き入れ、南仁寺マダンの地下には42のトイレ(個室)を設け、車椅子用のトイレも設置しました。整備工事を経てより便利になった仁寺洞(インサドン)へオソオセヨ~(いらっしゃい)。
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