年末に公開され、人気を博している3D映画「アバター」の観客動員数が外国映画初の1,000万人を突破し話題を呼んでいる今日この頃。2006年に公開された「グエムル」の韓国最多観客動員数1,300万人の記録にも迫るのではと言われています。しかし、この人気に待ったをかける、話題の韓国映画の公開が続いています。
先週末に封切りされ、10~20代の男性を中心に人気を呼んでいる「ガソリンスタンド襲撃事件2」。この映画は1999年に公開され250万人の観客動員数を記録した青春コメディ映画の続編で、今回はチョ・ハンソン、チ・ヒョヌ、ムン・ウォンジュらが出演し、爽やかな演技を披露しています。すでに37万人が観覧し、出だしも好調とのこと。
1月28日に公開予定の「ハーモニー」は、女子刑務所の合唱団を描いた映画で、国民的女優ナ・ムニとワールドスターのキム・ユンジンが出演することからも注目されています。個々に問題を抱える服役者たちが、音楽を通して“ハーモニー”を紡ぎだす感動的なストーリーと、劇中の合唱団が披露する美しい歌が、幅広い年齢層の観客の涙を誘うことでしょう。
2007年に封切し300万人の動員に成功した「食客(シッケ)」の続編「食客2」も1月28日に公開予定。今回のテーマはキムチ対決!主人公に抜擢されたチン・グがキム・ジョンウン扮する天才シェフと熾烈な料理対決を繰り広げます。観客らの食欲をもかきたてる内容に期待大ですね。
ソン・ガンホとカン・ドンウォン主演の「義兄弟」は「ポスト・アバター」と呼ばれるほど関心度の高い作品。朝鮮半島の分断という素材を現代風にアレンジしたアクションスリラーで、元国家情報局要員役のソン・ガンホと北朝鮮の元工作員役のカン・ドンウォンの兄弟愛が描かれています。
話題作が続々と公開を控えている韓国映画界。「アバター」の躍進に待ったをかけるのはどの作品になるでしょう?
|