2009年韓国をもっとも輝かせた人物は?某サイトが行ったアンケートによると、男女ともに圧倒的支持のもと1位に輝いたのは…フィギュアスケートのキム・ヨナ選手!グランプリシリーズで世界新をマークし6連覇を達成するなど今年も大活躍、「国民の妖精」「フィギュアクイーン」「フィギュアの女神」の名を欲しいままにしています。
2位は故・盧武鉉前大統領、3位は最近支持率が急激に高まった李明博(イ・ミョンバク)大統領でした。この集計では、男性の支持者が多かったようです。イシューとなっていたアラブ首長国連邦(UAE)の原発建設工事受注が成功したつい最近では、支持率も53%まで上昇しました。与党の支持率も上がっているとか。
同じく3位になったのは、女性陣の大きな支持を得た歌手のRain(ピ)(右)。ハリウッド映画「ニンジャ・アサシン」の主演を務め海外メディアからも好評を得るなど、ワールドスターとして飛躍した一年を送りました。
また「今年もっとも記憶に残る俳優」には、イ・ビョンホン(左)とコ・ヒョンジョンがともにランクイン。特にイ・ビョンホンは、ハリウッド映画「G.I.ジョー」への出演や、30%台の視聴率をはじき出したドラマ「アイリス」の主役を演じるなど、華々しい活躍を見せました。
男女ともに「今年もっとも記憶に残る小説」に選んだのは、シン・ギョンスクの「お母さんをお願い(オンマルル プタケ)」。行方不明になった母親を探す家族を軸に、母親の人生と愛を切々と美しく描いた小説で、母という存在について改めて考えさせられる作品です。すでに欧米など15ヶ国に版権が売られ、来春には米・クノップ社から発売される予定だそう。
最後は「今年もっとも記憶に残るCM」。やはり日常生活に欠かせないものだからでしょうか、携帯電話や各通信会社のCMが印象的だったとの結果が出ました。中でも「センガッテロ(思うように)、T~」「ビビディバビディブ~」のフレーズが耳に残る SKテレコム「T world」や、KT「SHOW」のCMが上位にランクインしました。
余すところあと2日となった2009年。様々な韓国の人や物が、国内、あるいは海外で注目を浴びていたようです。来年は一体何が韓国を彩るのでしょうか?
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