1965年には35ウォンだった韓国庶民派グルメの代表格、チャジャンミョン(ジャージャー麺)。それが2008年には3,773ウォンに…。その差は何と107.8倍!この興味深い結果は、韓国統計庁が先日発刊した資料によるもの。他にも約50年間の韓国社会の変わりようが分かる面白い結果が続々と出ました。
タバン(茶房)と呼ばれる喫茶店でも大きな変化が。1965年に1杯30ウォンだったコーヒー、2008年には112.1倍の3,364ウォンになりました。30ウォンというと、今では自動販売機の紙コップ入りコーヒーにも手が届きません。
お次は銭湯。こちらも1965年に30ウォンだったのが、2008年には140倍の4,227ウォンに!100ウォンで食事・コーヒー・銭湯まで楽しめた時代は、いつの間にか遠い昔になってしまいました。
1970年に比べると、子どもたちの体格もずいぶん大きくなりました。小学5年生の身長は男子13.4cm、女子は15.2cmも高くなったそう。また80年代に入ってからは、女子の方が男子の身長を約1cm上回っているという結果も出ました。
韓国人の結婚、特に初婚年齢にも注目の変化が。1990年から約20年間で、男性31.4歳、女性28.3歳と、男女ともに約3.5歳高くなり、日本同様、晩婚化が進んでいます。
世相の変化をはっきりと教えてくれる統計。当たり前のように過ぎていく今も、10年後、20年後には、どんな思いで振り返っているのでしょうか…。 関連記事: お役立ち!ソウルの物価ガイド
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