2009年も残すところあと3週間。今年韓国もいろいろな出来事がありましたが、今日は2009年の韓国大衆文化を盛り上げたドラマ、映画、音楽の“顔”を見ていきましょう。
ドラマは瞬間最高視聴率49.6%を記録した「善徳女王(ソンドッヨワン)」を抜きには語れません。あるポータルサイトが実施した世論調査でも「花より男子」や「内助の女王(邦題:僕の妻はスーパーウーマン)」、「妻の誘惑」をおさえ今年の人気ドラマ1位に輝きました。特に、悪役ミシルを好演したコ・ヒョンジョン(中央右)は、第2の全盛期と言われるほど注目されました。
映画界では「海雲台(へウンデ)」が観客動員数1139万人を記録し2009年映画興行ランキング1位に、歴代興行ランキングでも4位に入りました。すでに発表された韓国の2大映画賞「青龍映画賞」と「大鐘賞映画祭」では目立った受賞はなかったものの、大衆に愛される映画であったことは間違いないようです。興行ランキング2位の「国家代表」や3位の「7級公務員」も外国映画に押され気味だった国内映画界を盛り上げました。
9人組のガールズグループ「少女時代(ソニョシデ)」の躍進が目立った今年の歌謡界。ヒット曲「gee」のダンスは社会現象と言われるほどブームになり、ドラマ「シンデレラマン」に出演したユナをはじめ、メンバー1人1人が映画、ミュージカル、バラエティなどでも大活躍。9人揃って登場したインスタントラーメンのCMで国民的スターの座を確かなものにした「少女時代」はまさに今年のお茶の間の“顔”となりました。
日本でも韓国エンタメ界の動向が注目される昨今。来る2010年はどんな作品や人々が旋風を巻き起こすのでしょう。
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