冷たい風が吹きすさぶ今日、地下鉄2号線文来(ムルレ)駅前の文来公園では、この時期の風物詩ともいえる「キムジャン(キムチ作り)」が行われました。永登浦(ヨンドゥンポ)区婦人会が、ボランティアで3000株もの白菜キムチを漬けます。
ネギや大根などキムチの中に入れる具を洗って切って、準備するのも一日がかり。さぁ、アジュンマ(おばちゃん)パワーを発揮!
とはいえ、摂氏0度の気温を前後した今日。手も凍りつきそうな冷たい水は、ゴム手袋をしていてもこたえます。
「アイゴー、ホリヤー(ああ、腰が痛い)!」
3000株の白菜キムチを作るには、具の量も半端じゃありません。これだけの大根を切るだけでも一仕事。
それでも、下ごしらえ中に笑い声が絶えないキムジャン現場。みんなでおしゃべりしながら一緒に漬けるキムチは、どんな味でしょうか?
キムチの具を白菜に混ぜ合わせる作業は明日。こうして2日がかりで漬けられたキムチは、独居老人や少年少女家長など生計の苦しい家庭を中心に配られる予定です。心のこもったキムジャンキムチがあれば、冬をあたたかく迎えられそうですね。
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