高級でおしゃれな雰囲気の江南(カンナム)エリアは、大人を気取ってバーでの夜遊びが似合う街。バーと言っても最近は多様なスタイルのお店が増えているよう。ライトアップされた夜のカロスキルを出発点に、こだわりのある人気のバーをはしごしてみましょう。
カロスキルにあるイタリア人とオーストラリア人の2人のオーナーが経営するイタリアンレストラン「tutti matti(トゥティマティ)」の地下のバーは、光と影を演出する幻想的な空間。週末はDJによるクラブミュージックを楽しめるなど、バーの形にとらわれない自由な雰囲気が若者に好評です。
清潭洞(チョンダムドン)の繁華街から一本奥の通りに入ると、どこからともなく甘美な音楽が聞こえてきます。ここ「SOUL TO GOD(ソウル・トゥ・ゴッド)」のこだわりは国内ミュージシャンによるムーディーなジャズ公演。外国人シンガーとは違うジャズの魅力に触れられると今年3月のオープン以来人気を集めています。
ホテルのバーはちょっと敷居が高いイメージですが、地下鉄2号線三成(サムソン)駅にある「パークハイアットソウル」地下1階の「The Timber House(ザ・ティンバーハウス)」はチャージ料金が無いだけでなく、韓屋(ハノッ)をイメージしたモダンなインテリアが女性に評判。お酒のラインナップもワインやカクテル、日本酒など若い女性に好まれるものが揃っています。
日本と同じように女性もお酒を嗜むことが一般的になった韓国。女性同士で気軽に行ける雰囲気のバーが増え、口当たりの軽いカクテルやワインもバーでの定番になっています。世界でも有数のアルコール消費国として知られる韓国。今後、人々のライフスタイルの変化にともない、飲酒文化もどのように変わっていくでしょうか。
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