ファッションの街としてお馴染みの東大門(トンデムン)。ファッションビルの「ミリオレ」や「doota!」、市場周辺はいつもショッピングをする多くの人で賑わっています。
その東大門で2007年の東大門運動場の取り壊しに始まり、ずっと工事が続いているのは、ご存知でしょうか?2011年にデザイン産業総合支援施設「東大門デザインプラザ」として新しく生まれ変わろうとしており、目下工事は進行中です。
しかし本日から、その一部が公開されることになりました。公開されるのは公園地域のおよそ半分にあたる1万9597平方メートルです。実は工事を機に行われた発掘調査でソウル城郭などが発見され、公園造成計画も変更となり、名称も「東大門歴史文化公園」と改められました。
今回公開されるのは復元された265メートルのソウル城郭と都城の外へ水を流す役割の水門、そして雉城(チソン、城郭の防御施設)です。
この他、東大門運動場記念館やデザインギャラリーなどの施設も続々と公開されていきます。常に人とモノでごった返していた東大門とは違うイメージの、歴史と現代が融合した新空間。 新たな東大門が生まれようとしています。
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