王室の祭礼儀式の際に演奏される音楽「宗廟祭礼楽(チョンミョチェレアッ)」が、朝鮮王室の霊廟、宗廟(チョンミョ)にて今日明日の2日間開催されます。祭礼儀式の再現は毎年5月に行われますが、この時期以外に宗廟で宗廟祭礼楽が演奏されるのは今回が初めて!
宗廟祭礼楽はユネスコ世界無形文化遺産に指定されており、韓国の重要無形文化財第1号でもあります。今回の再現行事では韓国伝統芸能を今に伝える国立国楽院の雅楽団と舞踊団、計110名により全27曲が演奏されます。
器楽演奏・歌・舞の3パートで構成される宗廟祭礼楽。歴代王の文徳を称える文舞では柔らかい舞いを、武功を称える武舞では力強い舞いを表現。
いにしえの奥ゆかしき調べを奏でる伝統楽器、奏者と舞踊者がまとう鮮やかな衣装も見どころ。韓国を代表する伝統文化と言われるにふさわしい芸術性の高さをそなえています。
爽快な秋空に恵まれた1日目の今日、観客席をみわたすと老若男女問わずたくさんの人々の姿が。由緒ある王室音楽が、観客の目と耳をひきつけます。
宗廟入場者なら誰でも観覧可能。観客席は先着1,000名とのことですので早めの入場を!ソウルにお越しの皆さん、明日はぜひ宗廟で古式ゆかしい伝統行事を観覧してみませんか?(雨天時は1日ずつ順延) 関連記事(イベントニュース): 10月16日~17日 宗廟祭礼楽
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