秋夕(チュソク)が終わり、日常に戻りつつある韓国。今日は、学生街として知られる新村(シンチョン)の街をご紹介します。新村は、延世大学、梨花女子大学、西江大学と有名な大学が近辺にあり、いつも賑わっていることで知られています。観光名所は特になく、明洞(ミョンドン)のように日本語が通じやすい街でもないため、日本からの観光の行き先としては足が向きにくいエリアと言えるでしょう。
ということは、新村は「行ってみる価値がない」?いや、ちょっと待って。むしろ、普段着の韓国を楽しめるオススメスポットなのです。観光の楽しみには「現地の人の様子を見る」のも含まれますよね。よそ行きでない、韓国人の日常に関心があるなら、新村は「一見の価値アリ」です。
さらにオトクなことに、新村は繁華街なので、韓国の新しい流行も押さえられちゃうんです。ピがイメージモデルを務めることで有名な「ネイチャーリパブリック」も最近、新村に出店しました。
また、若者向けの「U-PLEX」という複合施設がオープンするなど、新村の街では、日々新しい何かが生まれています。変化の早い韓国の今を感じることも出来るのが、新村のウリと言えるでしょう。
普段着の変わらない人々の暮らしと、変わり行く街並み。この絶妙なバランスが新村の魅力です。一度訪れてみれば、その魅力にはまって新村リピーターになるかもしれませんね。ちょっと珍しい韓国体験を求める方には、「新村」一押しですよ。
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