こちらは古宮、景福宮(キョンボックン)の敷地内にある国立民俗博物館。韓国の昔の生活様式に触れられる人気の博物館です。そのお隣に先日、韓国初となる「国立子ども博物館」が開館したと聞き、早速お邪魔してきました!
開館と同時に登場したのが、野外展示場に造成された「思い出の通り」。1960~70年代の古き良きソウルの街並みを再現したノスタルジックな光景が広がっています。
お母さんも子どもたちも熱心にのぞいているお店は、漫画や小説を借りられる貸本屋「漫画房(マナバン)」。現在はレンタル漫画&漫画喫茶として発展した「漫画房」は、子どもたちにも身近な存在!お母さんたちには、思い出が詰まった懐かしい場所のひとつでしょう。
今では洒落たカフェがあちこちにあるソウルですが、当時の主流は「喫茶店」。こちらのお店の名前は「約束タバン(タバンは喫茶店の意)」!ちょっと胸がキュンとしちゃいそうな素敵な店名です。
大勢の人が行き交う通りに欠かせないものといえば、やっぱり食堂。てんこ盛りのご飯に、種類も豊富なキムチがたっぷり。そして傍らには焼酎!素朴な食卓なのに、見ているだけで食欲が湧いてきそう。所々へこんだヤカンも味があります。
博物館の東側には、さらに時を遡り、19世紀開港期の電車を展示。太極旗(韓国の国旗)が描かれたえんじ色の電車は、レトロ感たっぷり。記念撮影にも絶好のスポットです。
「国立子ども博物館」には、「思い出の通り」のほか、韓国の伝統文化を体験型で学べる展示室も。詳細は近日、コネストでもお届けする予定ですのでお楽しみに!夏休みに家族旅行でソウルに来られる皆さん、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。 関連記事: 「国立子ども博物館」開館
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