これまで駅周辺10カ所以上に散在していた旧国鉄ソウル駅のバス・タクシー乗り場。乗り換えには一苦労でしたが、先週土曜日、それらが統合されるかたちで乗り換えセンターが誕生!駅前の大通りに駅と平行に4カ所のバス専用乗り場を設置、何とバス23台が同時に停車できる大型停留所です。
乗り換えセンターに敷かれた赤色のバス専用車線を通り、次々とバスが入ってきます。停留所にも工夫が凝らされ、実は透明の側面にはLED(発光ダイオード)が内蔵されているのだとか。夜間には文字や映像が表示される最先端の停留所です。
乗り換えセンターとソウル駅は目と鼻の先。いくつかの横断歩道で結ばれています。荷物が重い・多い、そんなときの移動も大分楽になりました。ただし、信号機のない横断歩道もあるので渡る際は要注意!
地下道を移動するなどで、これまで10分以上かかっていた地下鉄・バス間の乗り換え。6番停留所にできた地下鉄1・4号線ソウル駅との連結口を利用すれば、約3分で乗り換えが可能に!全長37mのエスカレーターが、地下鉄駅構内と乗り換えセンターをつないでいます。
仁川(インチョン)空港・金浦(キンポ)空港行きの一般リムジンバスも、今後は乗り換えセンターで乗車することになります(3番停留所)。乗り場には係員がいて、荷物の積み込みを手伝ってくれます。
乗り換えセンターの誕生で、KTX・列車・地下鉄・バス間の乗り換えが格段に便利になった旧国鉄ソウル駅。これまで利用したことがなかった交通手段を使って、ソウルの街はもちろん、韓国各地へも出かけてみませんか? 関連記事: 旧国鉄ソウル駅
|