6月25日は、南北の分断を引き起こした朝鮮戦争が起こった日。今年で59年目を迎えます。「ユギオ(6・25)」と呼ばれる今日、朝鮮半島の統一と平和を願って1994年に建てられたという戦争記念館に行ってきました。
戦争記念館で開催された今年の「ユギオ」のイベントは、戦争の痛みを記憶して平和を確かめるさまざまなプログラムが用意され、子供たちを中心に多くの人が参加しました。
トウモロコシで作ったお粥と麦ご飯のおにぎり・・・。飢えた避難民らの食べ物だったそう。初めて見る朝鮮戦争当時の食事に子供たちは驚きを隠せません。
現在の北朝鮮の人々の洋服を見学する子供たち。テレビなどを通してしか知ることのできない北朝鮮について、韓国の子供たちはどのように考えているのでしょう?
勇士の像の前には、ご老人の姿もありました。子供たちとはまた違う気持ちで、今日を迎えたことでしょう。
政権や朝鮮半島の情勢の変化にともなって、子供たちの「南北統一」に対する考え方も変わってきているといいます。歳月を経ても、戦争の苦痛や平和のありがたさを忘れないようにしたいですね。
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