韓国で漫画が誕生してから100年目を迎える今年。「ソウル大公園」内にある「国立現代美術館」では、これを記念して特別企画展が開催中です。入口では早速、韓国アニメの永遠のヒーロー、「ロボット・テコンV」がお出迎え!
日本と同じく韓国でも新聞に欠かせない漫画!韓国初の新聞連載漫画となったのが、こちらの1枚。1909年6月創刊の「大韓民報」に掲載されたイ・ドヨンの漫評です。翌年の強制廃刊まで、時代状況を鋭くついた挿絵を木版漫画で連載しました。
100年の歴史を4つの時代に分け、各時代の漫画を展示したコーナーも。激動を繰り返してきた韓国社会。今も昔も変わらず人々のそばにあった漫画が、時代とともに変化を遂げてきた様子を目にすることができます。
今となっては貴重な資料にお目にかかれるのも、この企画展の魅力。こちらは1988年12月に発売された韓国最初の少年漫画雑誌「IQ JUMP(アイキュージャンプ)」の創刊号!マニアにとっては、たまらないお宝なのでは?
単行本として私たちの手に届く前の原版も展示されていました。ふきだし部分には、何とワープロ打ちしたセリフの切り抜きが!手作り感いっぱいの貴重な資料ですね。
特別企画展「漫画―韓国漫画100年」は、8月23日まで、毎週月曜日の休館日を除いて毎日開催中!年代や国籍を超えて親しまれている漫画。漫画好きの人はもちろん、親子で訪れても楽しい思い出になるのではないでしょうか? 関連記事: ソウル大公園
|