若者の街・明洞(ミョンドン)にルネッサンス調の立派な建物が登場!明洞のメインストリートから乙支路入口(ウルチロイック)駅に行く途中のウリ銀行の前で長い間工事をしていたので、何ができるのか気になっていた方も多いはず。1934年に造られ1970年中盤に明洞から姿を消した「明洞国立劇場」が、「明洞芸術劇場」という名で再誕生しました!
1994年から復元運動が始り、15年が経った2009年にやっと完成した「明洞芸術劇場」。芸術院院長や文化体育観光部大臣、中区長、俳優などが参加し、今日、開館式が行われました。
「思いっきりハイキック」や「イサン(正祖大王)」でおなじみの、75歳のベテラン俳優、イ・スンジェも「明洞芸術劇場」の開館を祝いに駆けつけました。
地下1階から5階からなる558席もの客席数を誇る劇場は、舞台と客席の距離を最大限に近くし、舞台上の俳優の表情や動きがはっきり見える設計にこだわったそう。
演劇を中心とした文化空間として造られた「明洞芸術劇場」では、今後、韓国の演劇だけでなく海外の作品もどんどん上演していくそう。劇場が主体となり、公演の企画・製作も行なっていきます。
ロビーでは、「明洞国立劇場」時代に使われたかつての公演ポスターも展示されていました。約34年ぶりに明洞に姿を見せた「明洞芸術劇場」。新しい明洞のランドマークとして、かつて韓国の演劇界をひっぱっていた先駆者として、21世紀も韓国の芸術界で活躍することを期待しています!
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