韓国最大の総合市場、南大門市場(ナンデムンシジャン)。約2,000坪あるという巨大な敷地内は迷路のように入り組んでいて旅行者は迷いそう。だけど活気溢れる市場は見て歩くだけで楽しめますよ。お腹も空き始めたお昼時、さっそく出かけてみましょう。
みんな一心に何かを食べていますが・・・。屋台巡りも南大門市場の楽しみの一つ。ここの屋台ではソーセージとトッカルビ(餅カルビ)が女性のハートをキャッチ。次から次へと人がやって来ます。
高く積み上げられたステンレスの器に釘付け!1日に何百杯も売れるというカルグッス屋さんの店頭には、いつもこうやって器が準備してあります。今日もたくさん売れそうですね。
南大門市場の名物といったらこれ。食事を運ぶ配達アジュンマ(おばさん)。頭の上に料理を乗せて、大混雑した市場の中をするすると器用に通り抜けて行く姿は見物ですよ。
「チョッパル(豚足)は南大門市場の名物だから食べてみて!」一見グロテスクに見えますが、味は絶品。このアジュンマはここで30年間豚足を売り続けているんですって。
歴史のある食堂が集まる南大門市場。もともとはここで働く商人のために作られた食堂が、今では観光客に大人気。料理のレプリカも豪快ですね。
路地裏には南大門市場の食を支える食堂がずらり。狭い狭い路地に、お互いを支え合うようにしてお店が並んでいます。どこか懐かしい匂いのする、人間くささが漂う路地裏にこそ、南大門市場の魅力が隠されているのかもしれません。
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