ソウルの地下鉄に新しく仲間入りする「9号線」がいよいよ来月運行されるとのこと。今日はその試乗イベントに参加しました。9号線が通る高速ターミナル駅の真新しい駅構内は、このイベントに参加する多くの人で賑わいました。
「まだかしら?」スクリーンドアの前で9号線の登場を待ちます。全駅にこのスクリーンドアを設置したという9号線。墜落事故の防止だけでなく、騒音や熱風を遮断する役割もあるんですって。ドアは電車の扉と同時に開きますよ~。
乗車してまず目に飛び込んできたのは、黄色のつり革。このつり革、長いのと短いのと、交互になっています。座席も他の地下鉄にくらべて2センチ広くなっているとか。あっ、天井に棚がない!かわりに座席の下の空間が広くなっていて、荷物が収まりやすくなっていました。
「背の低い私も掴まれる~!あれ、案内放送で日本語をしゃべっているよ!」そうなんです。金浦空港駅と江南地区を繋ぐ9号線は外国人の利用を見込んで、観光地となっている駅では韓国語と英語に加えて日本語や中国語の案内放送も加わるそう。
そのほかにも、停車駅すべてにエスカレーターとエレベーターを設置するなど、便利さ、快適さがウリの9号線。駅構内の売店の数も多く、芸術に触れられる展示や施設も作るんですって。車内のインターネット環境もいいとか!地下鉄に乗るのが楽しくなりそうですね。
なんといっても9号線の魅力は金浦空港駅から高速ターミナル駅まで急行だと27分で行けること。仁川空港から高速ターミナル駅までも高速鉄道 A’REXを利用して金浦空港で乗り換えれば1時間以内で到着!現在急ピッチで最終工事をしている9号線の本格的な開通が楽しみですね。
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