5月15日の早朝。文房具店の店先には、登校中の子どもたちがたくさん集まっています。店の奥を指さしている子もいたりと、何かを買い求めている様子ですが…。朝から寄り道していて大丈夫?
実は今日、韓国は「先生の日」。お世話になっている先生や、かつての恩師に感謝の気持ちを表す記念日です。文具店は1日だけの花屋さんに大変身!華やかな雰囲気で贈り物を求める子どもたちを迎えていました。
もちろん花屋さんにも、素敵にラッピングされた鉢植えや、気軽に渡せる1輪だけの花束が。お母さんと登校中の女の子の手には、すでに花かごが握られています。
教育熱が高い韓国では、「わが子をよろしく」とばかりに保護者から教師へ高額の贈り物が届けられることもしばしば。こうした「先生の日」に起こる問題を解消するために考案されたのが、何と休校措置!今年も韓国全国で約10%の学校が休校になりました。
優しい眼差しだけでなく、時には厳しい助言も差し伸べてくれる先生は、大人になる上で大きな存在。「先生の日」については賛否両論ありますが、感謝の気持ちを伝えるのは良いことですね! 関連記事: 韓国の先生の日
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