ソウルの街を飾る、ハングルの看板。どこを見回しても一見記号のような文字ばかりで、通りはまさに「ハングルの海」!しかし、よ~く眺めてみると、韓国語が分からなくても、すっと目に飛び込んでくる見慣れた文字があるのです!
それは漢字!韓国ではお店のイメージを象徴する漢字1文字を、店名に取り入れることがよくあるようです。こちらは仁寺洞(インサドン)にある伝統茶のお店「 休 Hue」。「ヒュー」は「休」を韓国語読みしたもの。ゆったりとくつろげる空間で、お茶を片手に「ひと休み」してみませんか?
同じ「休(ヒュー)」といえども、こちらは明洞(ミョンドン)にあるトータルビューティーサロン「 HUGO SPA(ヒューゴスパ)」。フェイシャル・ボディエステにスパと、極上の「休」息時間を過ごせそう。
大きな「安(アン)」の字が印象的なこちらのお店は、フルーツ焼酎が自慢のお店「 F.A.S 安 明洞店」。オリエンタルな雰囲気が演出された店内は、店名に表れているように「安らぎ」がテーマ。美味しいお酒と料理が旅の疲れを癒してくれますよ。
漢字自体に一工夫凝らし、さらに強いインパクトを与えているのは、「 花マッド汗蒸幕」。女性専用汗蒸幕という特徴を、華麗な印象を持つ「花」の字でアピールしています。
若者たちでにぎわう弘大(ホンデ)にある、ゴージャスなカラオケ店「 Luxury 秀(ス) ノレバン」。「世界で最も素晴らしいカラオケ店」というコンセプトを、まさに体現した店名といえます!
最後はこちら、「山(サン)」。アウトドア用品店?それとも山岳関係の書籍専門店?いえいえ、答えは何と 歯科医院!いやはや、漢字の看板も奥が深い…。漢字1文字の看板を見かけたら、どんなお店か当てっこするのも面白いですよ! 関連記事: 魅惑の韓看採集の世界
|