旅行するなら現地の雰囲気を体感したい!という人におすすめなのが、大学周辺にある学生街。大学ごとに特徴があるように、ソウルには独自色を持つ学生街がいくつかあります。最初は、ソウル東部にある建国(コングッ)大学。大学西側に広がる「うまいもん横町」は、居酒屋や食堂、ノレバン(カラオケ)やPCバン(ネットカフェ)などがずらりと並び、若者たちでにぎわっています。
韓国有数の芸術系大学として知られるソウル西部の弘益(ホンイッ)大学。大学周辺のあちこちで壁画が描かれていたりと、まさに街全体がアート空間。美大受験予備校が多い場所でもあり、作品を抱えた予備校生たちの姿を目にすることも。個性的な若者が多く、お洒落なカフェやバーがたくさんあります。
韓国を代表する有名私立大学、延世(ヨンセ)大学。大学のある新村(シンチョン)には、梨花(イファ)女子大学や西江(ソガン)大学もあり、韓国随一の学生街となっています。新歓やコンパなど、学生らしいイベントに不可欠なのが、お酒とサムギョプサル!新村駅から延世大学までの通称「延世路(ヨンセロ)」には、多くの居酒屋や焼肉屋が立ち並び、夜遅くまでにぎわいを見せます。
延世大学の隣にある韓国初の女子大、梨花女子大学。周辺は「梨大前(イデアッ)」と呼ばれ、服屋やコスメ店、雑貨店、カフェなど、女の子たちが好みそうなショップがいっぱい。お手頃価格の洋服やアクセサリーが揃う、人気のショッピングスポットです。
最後に番外編として紹介するのが、1975年までソウル大学のキャンパスがあったことから、その名がついた大学路(テハンノ)。現在は小劇場が集まる「演劇の街」として有名です。大学路のシンボル、マロニエ公園には週末ともなると路上パフォーマーが登場しゲリラライブを行なうことも!
若者たちの日常を垣間見られる学生街。ソウルにお越しの際は、ぜひ繰り出してみませんか? 関連記事: 大学・語学学校
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