漢江(ハンガン)に面したソウル東部の鷹峰山(ウンボンサン)。先日「鷹峰山ケナリ(レンギョウ)祭り」が始まったと聞きつけやって来ました。
ご覧の通り、山一面、黄色のケナリが染めています。ケナリは韓国ではよく見かける春の花ですが、ここまで連なる山は貴重です。
最寄の駅は、中央線鷹峰駅。1番出口を出て左に曲がり、一般民家が立ち並ぶなだらかな坂道を登っていきます。ハングルで「チョマンジョム(眺望点)」と書かれた看板がある階段が入口です。
一面ケナリの散歩道を、頂上目指して登っていきます。途中、少し急な階段は、「えっほ、えっほ」ともうひとがんばり。おや、桜も咲き始めていますね。
枝いっぱいのケナリの花に、足をとめてしばし鑑賞。その鮮やかな黄色に笑みがこぼれます。
鷹峰山は、ゆっくりペースなら頂上まで15分ほどの低い山。頂上から見渡す、一面のケナリとゆったりと伸びる漢江の景色は、「春」ならではの組み合わせ。
ケナリ祭りは4月初旬まで続くそうなので、ハイキングがてら、週末のお出かけコースにいかがでしょう。ただ、山の上には売店がないので、飲み物などは前もって準備していって下さいね。
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