ソウル都心に散らばっている芸術作品。有名なのは清渓川(チョンゲチョン)の清渓広場にどっしりと姿を構える巻貝の形をした「スプリング」という作品。スウェーデンの有名な美術家が35億ウォンかけて作ったんだとか。今ではすっかりこのあたりのランドマーク的存在です。
ソウル歴史博物館前で曲線を描いた作品の正体は、なんとおしゃれなバスの停留所。ちゃんと天井までついていて、雨宿りもできるんです。
NANTA専用劇場から徳寿宮(トクスグン)の方へ歩いていくと、キノコのような囲碁の石型をしたかわいらしいベンチが。歩きつかれた時に一休みすることもできます。
貞洞劇場(チョンドンクッチャン)近くの梨花(イファ)女子高校の壁に描かれた花の壁画は、美術家や梨花女子高の学生たちによって描かれたもの。瓦屋根と淡い色の壁画がマッチして、どこかノスタルジックな雰囲気が漂います。
鍾路(チョンノ)のシンボル・鍾路タワーの裏側で、立派なタワーに隠れたゴールドの搭を発見。タプコル公園にある国宝第2号の石塔をモチーフに、プラスチックの搭を金色に仕上げた作品です。タプコル公園にある搭は保管のためガラスで覆われていますが、ここでは真近でしっかり見ることができますよ。
かなづちを持った巨大な人間が、小人を襲いに…ではなく、高さ22m、重さ50tもある巨大な作品です。ソウルだけでなくシアトル、フランクフルトにもあるんですよ。少しずつ動いていて、クリスマスシーズンにはサンタの帽子をかぶるチャーミングな一面も。ソウルのあちこちに潜んでいる芸術作品。観光の合間に気にかけながら探すと素敵な作品が見つかるかも知れませんよ。
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