ショッピングビルや卸売り市場が立ち並ぶ、眠らない街、東大門(トンデムン)。不景気とは言え、観光客やバイヤーで賑わう東大門は庶民の活気をいつも感じられるエリアです。
その東大門にも変化の波が静かに押し寄せています。昨年の夏に東大門運動場がすっかり取り壊され、「デザインプラザ&パーク」という大規模な公園造成のための工事が進められています。完成までにはもう少し時間がかかりそうですね。
こちらは「東大門」という名で親しまれている興仁之門(フンインジムン)。今まではロータリーの中央に位置していたために、道路を挟んで眺めるだけでしたが、この度、道路が緑地に変わり、ぐっと近くで眺められるようになりました。
近くでの記念撮影もばっちり。やはり歴史ある建造物は近くで見ると迫力が違います。
ビル群と興仁之門の新旧のコントラストもなかなかです。植えられた松の木が興仁之門を隠してしまう配置にあり、木を植えなおすなどのすったもんだもありましたが、憩いのスペースとして、これからの活用に期待が高まります。
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