本日は韓国のセンター試験である、「 修能(スヌン)」の日。試験会場のとある男子校前には、受験生を応援しようとたくさんの人が手製のプラカードを手につめかけていました。
朝から太鼓を打ち鳴らして、声を上げながら一つ上の兄貴たちを盛り上げる姿には、男子校独特の活気が。
「試験にくっつく(受かる)」という意味の縁起担ぎで、この時期よく食べられる飴(ヨッ)を配るおじさんもどこからともなく現れ、緊張気味の受験生たちをねぎらいます。
複数の学校の生徒が同じ会場で受験をするため、学校ごとに違う伝統の応援スタイルを見ることができます。こちらの学校では「願いよ届け!」とばかりに校門前で必死のお祈り。
毎年必ず一人は現れる遅刻学生ですが、幸い今年のこの会場では一人もなし。緊急送迎用のパトカーもお役御免で早めのお帰りです。
そして一番の応援団は後輩よりも先生よりもやはり家族。これまで努力してきた息子の姿を知っているから、想いの強さと共に肩を抱く手にも力が入ります。皆の期待と応援を胸に抱いて、頑張れ受験生!
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