日に日に肌寒さを感じる最近の韓国。今日のNOW!ソウルは、一足先に紅葉シーズンを迎えようとしている江原道(カンウォンド)平昌(ピョンチャン)からお届けします。
ソウルから車を走らせること2時間半。内陸の高原地帯に位置する平昌は今週に入り早くも零下を記録。ここ数日、朝晩冷え込む日が続き、秋の代名詞モミジも一気に色づいてきました。
五臺山(オデサン)の山並みもすっかり秋模様。深緑のキャンバスに赤や黄色、オレンジの絵の具で見事に描かれた絵画のようです。
清らかな渓流沿いを彩る紅葉も、まさに息をのむ美しさ。来週ピークを迎える頃には、紅葉狩りの人たちが全国から大勢詰め掛けます。
早朝や夕暮れは冬を感じさせる気温ですが、日中は少し汗ばむくらいのポカポカ陽気。暖かな陽射しと涼しい秋の風が心地よいのか、ワンちゃんもすっかりまどろんでいます。
秋といえば、やっぱり忘れちゃいけない「食」。蕎麦の産地でもある江原道では、素朴ながら味わい深い蕎麦料理もたくさん楽しめます。蕎麦チヂミには新鮮な白菜を添えて焼き上げるのが江原道風だとか。
これぞ紅葉「狩り」?銀杏の木も鮮やかな黄色に色づき、思わず手を伸ばしてみたくなる美しさ。さて、今年のソウルの紅葉シーズンは10月末。あと数週間後には秋色に染まった街並みをソウルでも目にできそうですね。
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