古き良き町並みが残る北村韓屋(プッチョンハノッ)マウル。このあたりには、王朝時代に上流階級が住んでいた伝統家屋の韓屋(ハノッ)が、今もたくさん保存されています。先日ソウル市では、最も北村韓屋マウルの魅力を感じられるスポット8箇所を「北村八景」として選定しました。
下町のような情緒溢れる苑西洞(ウォンソドン)にある「北村ニ景」。北村韓屋マウルのすぐそばにある昌徳宮(チャンドックン)の石垣道に沿って進んでいくと現れます。
伝統博物館などが軒を連ね、韓屋の中に入って見学できる施設が多い嘉会洞(カフェドン)11番地のこのあたりは、「北村三景」として選ばれました。
韓屋の向こうにはビルやNソウルタワーが顔を出し、現代と伝統の調和をなしています。北村韓屋マウルの中でも、古い韓屋が特に多く並ぶ嘉会洞31番地に「北村五、六景」があります。
それぞれの「北村八景」には、地面に「フォトスポット」が設置されています。ここから眺める景色は、「八景」に選ばれるだけあって時間を忘れさせるようなすばらしいスポットばかり。
何気ない日常風景がどこか懐かしく感じられる北村韓屋マウル。「北村八景」という看板や案内などはありませんが、このあたりは十分徒歩でもまわれるので、のんびりと散歩がてらに「北村八景」を見つけてくださいね。
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