8月24日に閉幕した北京オリンピック。今回のオリンピックで韓国は金メダル13個、銀メダル10個、銅メダル8個の計31のメダルを獲得し、総合7位。毎日のようにメダル獲得のニュースが届けられ、大きな声援と拍手が沸き起こり、連日大いに盛り上がりました。
25日午後に帰国した選手たちは世宗文化会館での解団式、ソウル広場前での選手歓迎イベントに参加。お目当ての選手を一目見ようと若い女性をはじめ、会場周辺にたくさんの人が集まりました。
競泳400メートル自由型金メダル、200メートル自由型銀メダルのパク・テファン選手。マリンボーイと呼ばれる彼は今や国民的スター。アジア選手が自由形で金メダル獲得は快挙。日本でも話題になりましたよね。まだどこかあどけなさの残る19歳の大学生は次のロンドンにも期待がかかります。
バドミントン混合ダブルス金メダルのイ・ヨンデ選手はバドミントン界の貴公子。彼は金メダルが決定した瞬間にカメラに向かってウィンクしたことで話題急増、殺人ウィンクと呼ばれて人気沸騰中です。日本風に言えば(?)さしずめウィンク王子でしょうか。
男子柔道60キロ級金メダルのチェ・ミノ選手。競技中の厳しい顔つきとは違って、まるで別人のようにやさしい表情ですね。
選手団によるパレードも行われました。パク・テファン選手と共に先頭を行くのは女子重量挙げ75キロ超級金メダルのチャン・ミラン選手。世界新記録を打ち立てた時の勇姿とはうらはらに、ちょっと照れくさそう。
オリンピックは世界的なビッグイベントとなり、年々メダル獲得数などの話題に終始しがちですが、選手ひとりひとりの健闘が見る人の胸を打つオリンピック。広場前に集まった市民は感動を与えてくれた選手たちに感謝の声援を送り、こうして2008年夏のオリンピックが終わったのでした。
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