先週梅雨入りした韓国ですが、ここ数日雨はどこへやら。梅雨が一足早く休暇(?)に入るなか、子どもたちは水遊びで涼を取ります。「暑いのはイヤだけど、びしょ濡れは困るなあ」というオトナのあなたは、冷たい伝統茶で涼を取ってみませんか?
甘い・辛い・苦い・塩辛い・酸っぱいの5つの味が絶妙に混ざり合う五味子茶(オミジャチャ)は、喉の渇きを癒し、暑さでバテた体を回復させてくれます。透明感のあるピンク色が目にも鮮やか、思わず暑さも忘れちゃう?
韓方(ハンバン)としてもおなじみ、高麗人参のお茶は、ほてった体を冷ましてくれます。汗かきの人や喉が渇きやすい人におすすめですよ。独特の苦味を和らげるナツメが入っていたら食べちゃいましょう!これで美肌効果もバッチリです。
お米のジュース、シッケは体に染み込むような優しい甘さが特徴。きんと冷えたシッケは、韓国のサウナ「チムジルバン」でも定番ですね。米のつぶつぶ感と甘さ控えめのさっぱりしたジュースが、韓国人ならずともどこか懐かしさを思い起こさせます。
明日、明後日も26度を越える蒸し暑い日が予想されているソウル。街歩きに疲れたら、風通しの良い韓屋(ハノッ)造りのカフェで、冷たい伝統茶を一杯なんていかがでしょう。そこには情緒たっぷり、オトナの涼がありますよ。
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