3日に開幕した 「ハイソウルフェスティバル2008春」も後半戦突入。今日は昌慶宮(チャンギョングン)で開催されている「宮廷の日常」をご紹介。300年前の宮中生活を垣間見て、実際に体験しちゃおうというイベント。「廣大(クァンデ)」という宮廷芸人たちによる仮面劇では会場中が大爆笑!長い歳月が過ぎても、笑いの本質って意外と変わらないものなのかも?
宮内は3つのエリアに分かれていて、各場所では公演や武芸の試演など、多彩なイベントが行われています。さて次にやってきたのは「宮廷の内殿」というエリア。内殿とは王妃をはじめ、宮廷の女性が生活した場所。こちらでは、「女人天下」と呼ばれる彼女たちの話を、漫談や優雅な踊りで表現したステージが一日2回行われます。
同じ場所では「皇太子学校」も開かれていますよ。「ソヨン」と呼ばれる教育制度を通じて王になる準備をした皇太子。会場を訪れた人たちも、当時の皇太子になった気分でお勉強?でも早速、落ち着かない様子の子どもたちが、何とも微笑ましいですね。
常設の体験イベントもいくつか用意されています。こちらでは、筆と墨といった昔の絵描き道具で実際に描いてみることができるブース。「どう?なかなかの腕前でしょ?」チマチョゴリ(韓服、ハンボッ)を着た、かわいらしいお嬢ちゃんも思いのままに筆を動かします。
宮廷体験、極めつけはこちらの「王室家族へのふん装」!事前の申込が必要ですが、家族全員で豪華な衣装を着て写真撮影ができるんです。かつらや髪飾りまでつけて、気分はもう宮廷の人!「宮廷の日常」は11日まで開催中。自然美しい春の昌慶宮で、非日常的な歴史体験をしてみませんか?
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