李舜臣将軍生誕463周年を記念するイベントが、清渓川(チョンゲチョン)にかかる毛塵橋(モジョンギョ)~広通橋(クァントンギョ)間で行われました。あいにくの雨模様にもかかわらず、約360人の小学生が参加。今日のイベント、やはり李舜臣将軍にちなんだ、あの船がポイントです!
竜のついた船首に、亀の甲羅を模した頑丈な甲板…とくれば、もうお分かり!「亀甲船(コブッソン)」です。李舜臣将軍が考案し、朝鮮を勝利に導いたあの船が、清渓川に浮かびました。当時の戦況に思いをはせ、口から吐き出される赤い煙を見ていると、まるで竜の雄叫びが聞こえてきそう!
そして、もう一つのメインイベントが「手作り亀甲船レース」!紙や木材、発砲スチロール、ペットボトルなどを材料に、子どもたちが思い思いに作った亀甲船を川に放ちます。中にはこんなカラフルな亀甲船も!細かいところまできちんと作られていて、その観察力と想像力に思わず感心!
「行け、行け!」「負けるな!」川辺では、自分たちが作った船を声いっぱいに応援するにぎやかな声援!雨模様の憂うつな天気も吹っ飛んでいくような明るい笑顔が印象的ですね。
来る4月28日には、李舜臣将軍の生誕記念パレードも予定されているなど、韓国の人々にとっては非常に身近な英雄の一人。偉大な功績を残した先人を、数百年後のいま、改めて称える・・・。現代ソウルの憩いの場が、何とも歴史的な空間に変わったひと時でした。関連記事: 李舜臣生誕記念パレード
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