近頃ソウルでよく目にするようになった、日本でおなじみの看板たち。それもそのはず、日本の食品・衣類雑貨メーカーが韓国進出を加速化しているのです。こちらは100円ショップの「ダイソー」。「低価格の便利用品」をウリに、韓国でも続々と店舗を増やしています。
堂々の韓国進出を果たした衣類メーカー「ユニクロ」。明洞(ミョンドン)の中心部に建つ5階建ての店舗は「立派」の一言。バスや地下鉄でも、ユニクロのビニールバッグを手にした若者を頻繁に見かけるようになりました。
そしてお次は江南(カンナム)にお目見えしたイタリアンのチェーン店「カプリチョーザ」。店舗も大きく、ここがソウルの街角であることを一瞬忘れてしまいそうですね。
現在韓国で営業する日本の外食ブランドは、有名どころだけでも73店!2007年に進出した「ミスタードーナツ」は、激戦地化する韓国のドーナツ市場で日本と変わらぬ美味しさを提供、在住日本人はもとより韓国人からも大好評を得ています。
独特の食文化を持つ韓国で、受け入れられるか心配された日本グルメ。そんな憂慮を良い意味で裏切ったのが、大阪発のお好み焼き専門店「鶴橋風月」。先日訪れた時も、ビルの階下まで並ぶほどの大盛況ぶりでした。
今年3月のオープン当時、多くの関心を集めた「CoCo壱番屋」。韓国市場にカレー専門店という新たな風を吹き込みました。続々と増える日本ブランド、2010年には牛丼チェーン「吉野家」も出店を計画しているそう。食を通じた日韓間の繋がりが、また一段と強まりそうな予感です。
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