韓国では最近、ウェルビーイングブームの影響で、砂糖や生クリームが入ったコーヒーよりも、無/低糖・低カロリーのコーヒーが人気を呼んでいます。中には濃いエスプレッソを好むひとたちも増えおり、消費者が求めるコーヒーの味が少しずつ変わってきているようです。
韓国でコーヒーと言うと、砂糖とクリープがたっぷりと入った甘~いミックスコーヒー、通称「タバン(喫茶店)コーヒー」が定番でした。自動販売機で買える紙コップのミックスコーヒーは
、100ウォンという安さで、若者から年配まで誰からも愛される存在でした。
ところが、スターバックスコリアの発表によると、スタバ1号店のオープン以来不動の1位だった「カフェラテ」が、2007年になんと砂糖もミルクも入っていない「アメリカンコーヒー」に1位の座を奪われたのです。
韓国で初めてカップコーヒーを発売した毎日乳業から出ている高級カップコーヒー「カフェラテ バリスタ(1,700ウォン)」。砂糖の量を減らし、さらにエスプレッソ抽出方式で本来の旨みを引き出すことで、コーヒーの味を高めています。
これからも変化を遂げていくであろう韓国コーヒー。観光で歩き疲れた時など、韓国コーヒーでほっとひと息ついてみてはいかがでしょう。
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