日本よりも1ヶ月早く新しいスタートを切る韓国の3月。新生活にも慣れてきたこの時期、韓国国民を悩ませるのが「春困症(チュンゴンチュン)」なるもの。春困症とは日本の5月病と似ていて、常に疲労を感じ、眠い・だるい・食欲がないなどの症状を訴えるもの。あらあら、市場のアジョッシ(おじさん)も春困症でしょうか。
春困症の大敵となるのがこの4つ。カフェインの大量摂取、喫煙の習慣、脂肪分の過剰摂取、そしてお酒の飲みすぎです。どれも大好きだという方も多いのではないのでしょうか?今すぐにやめろとは言いませんが、何事も程々にと言ったところでしょうか。
春困症は病気ではないので、特別な治療薬はありません。一番良いのは規則正しい生活を送り、食事をしっかり取ること!春困症に効く料理としては麦飯(ポリパッ)やナムルがオススメです。これらはビタミンが多く含まれており、だるくて疲れた体を癒してくれるという作用があります。
ビタミンと言えば、春の味覚のイチゴも良いでしょう!季節の食べ物で心もリフレッシュできそうですね!成人が1日に必要とするビタミンを、大粒のイチゴであれば5粒でまかなえます。イチゴは美肌効果もあり、女性の強い味方です!
食生活だけに気を使うのではなく、定期的に運動をすることも大事です!春困症にはサイクリング、ジョギング、水泳などの有酸素運動が効果的だと言われています。天気の良いポカポカした日に外で運動すれば身も心も元気になりそうですね!
花のつぼみも膨らみ始め、日に日に春の訪れが感じられるこの季節。春困症に参っていたら、もったいない!あと数日で新しい生活が始まる日本の皆さんも、今のうちから規則正しい生活・食習慣を心がけ日本の春困症、5月病にそなえましょう~!
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