人気韓国ドラマ「梨泰院(イテウォン)クラス」の舞台となった梨泰院は、Nソウルタワーがある南山(ナムサン)からほど近いエリア。
駐韓米軍基地が離接していたこともあり外国人が多く居住する街として知られ、路地にはケバブやインドカレー、フォーなど世界各国の料理店がひしめきます。
しかし、今年5月に新型コロナウイルスの集団感染が梨泰院で起こった頃から、徐々に空き店舗が目立つようになりました。
通りには韓国人の姿が目立ちます。駐韓米軍基地が平沢(ピョンテク)に移転したのも、外国人が少なくなった理由のひとつでしょう。
外国人観光客が多い明洞(ミョンドン)とは理由が異なりますが、梨泰院も以前ほどの賑やかな雰囲気は薄れてしまいました。
駅前の大通りに面している「ハミルトンホテル」も、どこか寂しげ。感染症対策も長期化し、ソウルの各エリアに目に見える変化が起こっています。
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