空港とソウル市内の移動手段として、多くの旅行客が利用する「空港鉄道 A’REX(エーレックス)」。新型コロナウイルスの余波を受け、6月末まで一部列車が運行を中断しています。
運行を中断しているのは、仁川(インチョン)国際空港とソウル駅をノンストップでつなぐ直通列車。
新型コロナウイルスの拡大防止に加え、空港利用者の減少にともなう直通列車の利用者減が運行中止の背景です。
ソウル駅にある直通列車の券売機にも、運行中止のお知らせが。
直通列車利用のメリットとして空港へ行かずとも搭乗手続きや出国審査を済ませられる「ソウル駅都心空港ターミナル」も、あわせて運営を中断しています。
4月に入り韓国内の感染者は減少傾向にあり、空港鉄道側は状況により運休期間を調整するとしていますが、今のところ情報は変わらないまま。
旅行客だけでなく、ソウル市民も利用が多い一般列車は通常通り運行しています。
ソウル駅構内は、人通りはあるものの通常よりガランと寂しい印象。少しでも早く「いつも」のソウルの姿に戻るため、今は感染の拡大防止が第一です。
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