ファッションの街として知られ、ショッピングを楽しむ韓国人と外国人観光客で昼夜問わずにぎわう東大門(トンデムン)。しかし、コロナウイルスの流行のため人通りが途絶えてしまいました。
幅広いジャンルのファッションアイテムが揃い、人気のある「ミリオレ東大門」。屋外ステージでのイベントも盛り上がるのですが…現在行きかう人はほとんどいません。ビル入口の横断幕には「徹底的な防疫消毒を実施した、安心してお越しいただけるクリーンゾーンです」との文字が。
ソウル全域で多数のお店が臨時休業や営業時間短縮を余儀なくされています。各地のイベントも大部分が中止・延期になっています。
東大門のランドマーク「東大門デザインプラザ(DDP)」では、今年1月末から防弾少年団のアート展「CONNECT BTS(コネクトBTS)」が開催されていましたが現在休止中。DDP前もひっそりとしています。
そんな東大門で、唯一人が集まっている場所が!それは薬局の前。「マスク5部制」が導入され、各自の生まれ年ごとにマスクを買える曜日が決められました。どこの薬局でも、身分証明書を持参した人たちが行列を作っています。
地下街も以前の姿が思い出せないほどがらんとしています。東大門に一日も早く活気が戻ってくるよう、願うばかりです。
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