韓国の卒業式、毎年恒例の風景とは？

２月に入った今日、ソウル市内の中学・高校では卒業式が始まりました。韓国の学校は３月に入学式を行うので、卒業式も日本より１ヶ月早いわけですね。それでは、韓国の卒業式の様子を覗いてみましょう！

やってきたのは、とある高校の校庭。わが子の晴れ舞台を祝いに、大きな花束を抱えたご家族の方々がたくさん来ています。あれ？今日の主役たちはどこへ行ったのでしょうか？別の方向に視線を向けてみると…。

白い粉にまみれているではありませんか！こちらの「小麦粉かけ」は、韓国の中学・高校の卒業式で昔から続く恒例行事なんです！思い出の残し方も、ところ変われば随分違うものですね～。他には生卵を投げつけたりも…。友達はもちろん、嫌われ者の先生が集中砲火を浴びることもあるそうですよ。

そして、こちらも卒業式名物「制服やぶり」！標的になった男の子、４人がかりでズボンを引き裂かれ、あられもない姿に…。明日からは着ることもない制服、少しもったいない気もしますが、気持ちの良い「サヨナラ」の仕方かもしれないですね。

いかがでしたか？結構ハチャメチャな感じですが、みんな表情は本当に晴れ晴れとしていました！３年間の思い出を胸に、新たなスタートを切れますように！