「あんバター」とは、バゲットなどのパンに小倉あんとバターをはさんだもの。両者の絶妙かつ濃厚なハーモニーでたちまち人気となりましたが、一時のブームではなく、姿を変えながら韓国に根付きつつあります。
ふんわり食パンではさんだ「SEOUL COFFEE」の「あんバター牛乳食パン」は、ウサギの耳のようなシルエットの厚切りバターが特徴。写真映えだけでなく味もしっかりおいしいと口コミが広まる一品です。
あんバター界の新鋭は、ソウルきっての学生街・新村(シンチョン)にある「Gordes(ゴルドゥ)」の「あんバターマカロン」。
成人女性の手のひらサイズもある巨大マカロンで、大胆にもあんバターをサンド。9時、15時、18時と1日3回製造されますが、早期に売り切れになる日もあるとか。
さらに変り種としてSNSを賑わせているのが江南(カンナム)エリアの南城四季市場(ナムソンサゲシジャン)内にあるお餅屋さん「民俗(ミンソッ)トッチッ」の「あんバター餅」。韓国の蒸し餅「ソルギ」ではさんだ、あんバターです。
あんバターは「パンではさむ」という通念を超え、何でサンドするか?がポイントになってきています。ユニークな韓国のあんバターを、韓国旅行で味わってみてはいかがでしょうか。
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