今年も遂に一ヶ月を切り、韓国では毎年恒例、救世軍による歳末募金運動、「慈善鍋(日本では“社会鍋”)」がスタートしました。ソウル市長のオ・セフンさんも土曜に市庁ソウル広場での行事でにっこりと募金。
こちらは昨年から2年連続で同行事に出演した、反省猿ではなく、慈善チンパンジーさん。サンタの格好でバイクにまたがるというよくわからない格好で、社会鍋のシーズンが来たことをアピールしていました。
この社会鍋を実施する救世軍とは、社会福祉事業に力を入れていることで世界的に有名なプロテスタント系のキリスト教団体。日本にもあるそうですが、韓国の方が盛んに思えるのはやはりキリスト教徒が多いから?
小さな坊ちゃん嬢ちゃんも、赤いお鍋に善意の心をおすそ分け。こうしたささやかな善意が集まって、
昨年は30億ウォンを超える募金が集まったそう。
クリスマスイブまでの間、韓国で鐘の音が聞こえてきたらそれはきっと「社会鍋」が近くにある証拠。 国境を越えたウォンでの慈善活動なんていうのも、心が暖まるちょっと素敵な経験ですよね。
|