朝鮮時代(1392~1910)の正宮として王が過ごした景福宮(キョンボックン)では、春になると様々なイベントが開催されます。国宝第224号に指定されている美しい楼閣・慶会楼(キョンフェル)は、4月1日から期間限定での公開が始まりました(予約制)。
毎年恒例の王と王妃の散歩を再現する「王家の散策」も3月28日から再開。宮中衣装や小物などが時代考証に基づいて製作されていて、朝鮮時代の宮中の生活を垣間見ることができます。
暖かくなってきたこの時期は、花々も素敵。冬季期間は観覧できなかった集玉斎(チボッチェ)の図書館および八隅亭(パルジョン、カフェ併設)も4月1日からオープンし、この時期ならではの楽しみがいっぱいです。
ソウルの5大古宮の中で唯一、ユネスコ世界文化遺産に登録されている「昌徳宮(チャンドックン)」では4月5日(木)から「月灯り紀行」が開催されます(予約制)。格調高い文化イベントで、月夜の趣のある古宮を楽しむことができます。
一年を通して行なわれる「王宮守門将交代儀式」は景福宮と徳寿宮(トクスグン)で開催中!徳寿宮からは巡察パレードも行なわれていて、華やかな雰囲気を楽しめます。春の韓国旅行中、古宮で伝統文化を満喫してみてはいかがでしょうか?
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