韓国の秋を代表するビッグイベント秋夕(チュソク、旧暦8月15日)。家族や親戚が集まり、収穫の喜びを新米や果物を供えて先祖の霊を迎えながら祝う祭礼・茶礼(チャレ)を行ないます。秋夕当日を明日に控え、韓国市場やマートは茶礼用の買出しをする人で賑わいます!
この時期、惣菜店のメニューは茶礼用の韓国風ピカタ(チヂミ)中心に!彩りが綺麗なファヤンジョッ(華陽炙)やひき肉と豆腐などを丸くこねたジョンは、準備に時間がかかるため出来合いの物を購入する人も多く、店員が店先でひっきりなしに焼いています。
秋夕ならではのお供え物、梨や松餅(写真下、ソンピョン)なども山積みで売られています。あちこちで店員の威勢のいい声が飛び交い、市場内はいつも以上に活気にあふれていました。
秋夕には、家族や親戚などお世話になった人に贈り物をする習慣があります。果物や油のセットなど茶礼に必要なものは、実用的かつお手頃価格で揃うため人気です。
秋夕の前後日も祝日となるため市場全体がお休みになることもありますが、人気観光地・弘大(ホンデ)のお隣・望遠(マンウォン)にある「望遠市場」は年中無休!秋夕ならではの雰囲気を味わいたい人は、韓国市場に訪れてみるのはいかかでしょうか?
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