韓国を代表する古宮「景福宮(キョンボックン)」では、毎年季節ごとに夜間開放イベントが実施されます。今夏は残り9月2日まで(19:30~22:00)、9月17~30日(19:00~21:30)に開催。押さえておくべき観覧ポイントをご紹介します。
池に浮かぶ楼閣・慶会楼(キョンフェル)は、春は桜、夏は青々とした緑と、四季折々の景色を楽しめるスポットの一つ。夜間開放中の今なら、ライトアップされた建物と緑が池に映る幻想的な様子を目にすることができます。
王の即位式など国家の公式的な行事が開かれた正殿・勤政殿(クンジョンジョン)は、「景福宮」の中で最も雄大な建物。2階建て構造の建物が照らされ光が上下に分散する中、中央にある正座がくっきりと浮かび上がり、厳かな雰囲気が漂います。
王が生活を営んだ修政殿(スジョンジョン)では、韓国の伝統的な歌や舞などが披露される夜間伝統公演が開催中(8月20~9月2日・9月17~18日、20:00~20:50、観覧無料)。華やかなパフォーマンスを間近で見るチャンスです。※写真はイメージです。
9月2日までの前売り券はすでに販売終了していますが、日本人・在日韓国人共に当日券が利用可能(先着500名、パスポートなど身分証明証提示)。チマチョゴリ(韓服、ハンボッ)を着る流行りの観光スタイルで、夏の夜の特別な思い出を作ってみるのも良さそうです。※写真提供:「オヌルハル韓服」
|