夏休みを迎え話題作が満載!戦時下に長崎県の端島(通称、軍艦島)であったとされる朝鮮人強制労働について描いた「軍艦島」は、先月26日公開後1週間で観客動員数450万人を突破する勢いを見せました。ソン・ジュンギを始めファン・ジョンミン、ソ・ジソブなど演技派俳優がタッグを組み、命がけの脱出劇を繰り広げます。
今月2日公開の「タクシー運転手」は、1980年5月、政府が民主化運動を鎮圧し多くの犠牲者が出た光州(クァンジュ)事件が舞台。ソン・ガンホ演じるタクシー運転手が、光州の惨状を取材に来たドイツ人記者とともに事件に巻き込まれていきます。
9日公開の「青年警察」は、人気若手俳優パク・ソジュン(写真上)とカン・ハヌル主演。警察学校に通う親友2人が、ある日拉致事件を目撃し、勝手に捜査を始めることから巻き起こるドタバタコメディー。老若男女を問わず、気軽に思いっきり笑える映画に仕上がっています。
夏の暑さが吹っ飛ぶようなぞくっとするミステリーホラーも。17日公開の「萇山虎(チャンサムボム)」は、身近な人の声を真似して惑わせるという韓国の妖怪・萇山虎にまつわる物語。2013年のヒット作「かくれんぼ」のホ・ジョン監督最新ミステリーホラーとあり、早くも期待が寄せられています。
24日公開の「V.I.P.(ブイアイピー)」は、超豪華キャストで話題。北朝鮮から韓国へ来たVIP(イ・ジョンソク、写真左上)が連続殺人事件の容疑者になり、彼を追う韓国の警察官(キム・ミョンミン、写真右上)はじめ、パク・ヒスン(写真右下)、チャン・ドンゴン(写真左下)の4人を軸に、国家権力機関の抗争が巻き起こります。
24日公開の「ザ・テーブル」は、結婚を前に揺れ動く女性や、恋に臆病になった女性など、女性4人のラブストーリーを描いた作品。イム・スジョン(写真左)、チョン・ウンチェなど演技に定評のある女優陣が出演しています。多彩なジャンルの夏公開作たち。日本公開前に、一足先に現地で楽しんでみては?
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