人気観光スポット・古宮の知っておくと何倍も楽しい!耳寄りイベント情報をご紹介します。朝鮮時代(1392~1910)の正宮として王が過ごした「景福宮(キョンボックン)」では、3月20日から韓国伝統音楽を楽しめる「昼・夜間伝統公演」を開催中(9月18日まで、「景福宮」入場料のみ)。
3月29日には王と王妃が行列を従えて「景福宮」内を散策する恒例の再現行事「王家の散策」が再開。毎年3~5月、9~10月の毎月最終水曜日に催される本行事では、宮中衣装や小物などが時代考証に基づいて製作されており、朝鮮時代の宮中の生活を垣間見ることができます(雨天時、開催中止の可能性あり)。
4月1日からは、「景福宮」にある国宝第224号に指定されている美しい楼閣・慶会楼(キョンフェル)が期間限定で公開されます(予約制、10月31日まで、「景福宮」入場料のみ)。普段は入ることのできない施設をのぞく貴重な機会です。
仁寺洞(インサドン)に位置する「雲峴宮(ウニョングン)」では4月29日、 朝鮮王・高宗(コジョン)と 明成皇后(ミョンソンファンフ)の結婚式「嘉礼(ガレ」が再現されます。華麗な衣装や髪飾りなどの小道具が見どころ。毎年春と秋の2回のみ行なわれ、大勢の人が訪れる人気行事です。
その他、「徳寿宮(トクスグン)」と「景福宮」「崇礼門 (スンネムン)」では、一年を通して行なわれる「王宮守門将交代儀式」(一部休館日や雨天時を除く)も。華やかさと格調ある雰囲気で、ソウル都心を練り歩く巡察パレードも見逃せません。春の韓国旅行中、古宮で伝統文化も満喫してみてはいかがでしょうか?
|