韓国で旬の食材は最高の滋養食と言われています。春に収穫された野菜を指す春ナムルは、冬に低下した免疫力を補ってくれるとされています。しゃきしゃきとみずみずしい食感のトルナムル(ツルマンネングサ)は、サラダやビビンバで食べられます。
季節の花カラムラサキツツジをあしらった花餅(ファジョン)は、米粉を使用した優しい味の韓国伝統のお餅です。一般家庭やお花見で食べられることが多く、韓国の春を目で楽しみ、舌で味わえます。
韓国南端の済州島(チェジュド)特産品ハルラボンは、風邪予防にもなるビタミンCとカルシウムが豊富なみかんの一種です。そのまま食べてもおいしいですが、砂糖やはちみつ漬けにすると1年を通して、春の恵みを楽しめます。
3月からが旬のチュクミ(イイダコ)は辛炒めにして食べるのが一般的です。お酒のおつまみとして人気で、韓国旅行の定番サムギョプサルと一緒に提供するお店もあります。辛いものが苦手な方はチーズと食べるとまろやかになります。
アサリ(パジラッ)は韓国では一般的におぼろ豆腐(スンドゥブ)チゲ(写真上)や海鮮鍋(ヘムルタン)、カルグッス(韓国手打ち麺、写真下)などと一緒に食べられます。旨みと栄養価が詰まった旬の食材で、春の韓国を味わってみてください。
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