スパムやソーセージ、インスタントラーメンなどをキムチチゲに投入したのが始まりとされる「プデチゲ」は、今や韓国鍋料理の代表格。しかし最近の韓国では、おひとりさま文化浸透の流れに乗って、1人用のプデチゲを提供する外食チェーン店が増えています。
プデチゲとセットでトンカツやピザを注文できる「シェフのプデチゲ」は、昨年から新メニュー「1人プデチゲ」(7,000ウォン)の販売を開始。注文は2人分から受け付けることが多いプデチゲ専門店では珍しい試みです。
おひとりさまでも気兼ねなく入れる軽食店として人気の「キムガネ」では、昨年末に新発売した「1人プデチゲ」(6,500ウォン)が販売開始20日間で7万7千食を売り上げる勢いを見せ、需要の高さを証明しました。
観光地をはじめ韓国全土にチェーン展開する「キムパッ天国(チョングッ)」でも、6,000ウォンで1人用プデチゲを注文できます。最低気温がマイナスの日がまだしばらく続くソウル。おひとりさまで韓国旅行を楽しむ予定の人は、1人用プデチゲがあるお店で冬にぴったりの鍋をつついてみてはいかがでしょうか。
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