ソウルの今週末の予想最低気温はマイナス5度前後。寒さが厳しくなる季節に、冷えた体を暖めてくれる韓国の伝統茶をご紹介します。まずは柚子ジャムをお湯に溶かして飲む柚子(ユジャ)茶。柚子ジャムは、スーパーなどで瓶詰めや小分けのスティックで販売されており、韓国お土産としても人気です。
冷えを改善する食材としてよく知られている生姜を煮込んで作る生姜(センガン)茶。生姜のピリッとした風味が効いており、韓国でもよく飲まれています。お好みではちみつを一緒に入れて飲むこともあり、冬の乾燥した喉をしっとり潤してくれます。
食物繊維が豊富で、デトックスや肌荒れ改善などの効果があると言われているナツメ(テチュ)茶は、韓国では特に女性に人気。ナツメは、鶏一羽を煮込んだ韓国の栄養料理参鶏湯(サムゲタン)にも使われ、身体に良い食材としてよく知られています。
お湯を注ぐと菊の花びらがぱっと広がり、見た目にも美しい菊花(クックァ)茶。疲れ目緩和やアンチエイジングに向いているとも言われており、ハーブティーのように香りを楽しみながらいただくのにぴったりです。
漢方薬としても知られる十全大補湯(シッチョンテボタン)。滋養強壮によいとされ、風邪を引いてしまったときなどに有用です。韓国伝統茶を楽しめるお店は北村韓屋(プッチョンハノッ)マウルや仁寺洞(インサドン)などの人気観光地に多数あります。冬の韓国旅行は、韓国伝統茶でほっこり暖を取ってみるのもおすすめです。
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